新学期が始まるまでの期間は、学校がお休みだから、と朝寝坊していても不問に付されることが多いのではないでしょうか・・・。
孟浩然の「春眠暁を覚えず」は、あまりにも有名ですね。
豪邸に住む高級官僚が、優雅にこの詩を詠んだのではないか・・・と思われがちですが、実は、立身出世とは程遠く、放浪の人生を歩んでいたこともあるといいます。
朝起きるのが眠たい、という意味ではなく、深く悩んでいたために、夜が明けたことすら気がつかなかった、ととることもできるようです。
大詩人の人間的な側面は、少し現代を生きる私達を安心させてくれるとは思いませんか?