今朝は涼しいなと思っていたら、しとしと雨音が・・・どうやら近畿も梅雨入りしたようです。
来月より夏期講習が始まりますが、関西圏の電力事情が五里霧中で、なんだか不安が拭えず、モヤモヤした気持ちになっています。
少し気分をきりかえて、夏の楽しいイメージをしましょう。
「夏は来ぬ」
卯の花の匂う垣根に
時鳥早も来鳴きて
忍音もらす夏は来ぬ
ウツギの白い花が垣根に美しく咲き、早速ホトトギスがやってきて、そっとささやくように鳴いているのを聞くと、夏が来たのだな、と感じる。
歌詞の意味を説明をしたつもりですが、逆に、同じ情景をみて(もしくは想像して)、「夏は来ぬ」ほどリズムよく情緒豊かな一遍の詩として纏めることは、大変難しい作業だと改めて思い至りました。
季節を感じたくなったら、詩歌はとてもいいと思います。
文語調に親しむと、古文の学習の土台にもなり、一石二鳥にも三鳥にもなります。